4/1~8 小旅行に出かけた。その記録。
今回は徒歩で熊野古道 伊勢路をあるくことがメインの目標。伊勢路をフルで歩くわけではなく美味しいところをチョイスして歩くちょっとズルい旅。
概ね、峠越えを主に考えると以下の17ルートになるようだ。
1.荷坂峠/2.ツヅラト峠/3.一石峠/4.始神峠/
5.馬越峠/6.八鬼山越え/7.三木峠・羽後峠/
8.曽根次郎坂・太郎坂/9.二木島峠・逢神坂峠/
10.波田須の道・大吹峠/11.観音道/
12.松本峠・花の窟/13.横垣峠/14.風伝峠/
15.通り峠と丸山千枚田/16.浜街道/
17.熊野川
一応、3日分の日程を熊野古道に充てることにした。当初の計画は以下の通り。
【計画】
熊野古道 1日目 2.ツヅラト峠*/4.始神峠
熊野古道 2日目 5.馬越峠*/6.八鬼山越え
熊野古道 3日目 10.波田須の道・大吹峠/12.松本峠・花の窟*
*マークがメイン、メイン以外は余裕がなければ止める。
宿泊は民宿泊まりでもいいし、ザック内にあるシュラフでビバークしてもOK。
熊野古道 2日目は「5.馬越峠」(約5Km,所要時間2.5H)と「6.八鬼山越え」(10Km,所要時間5H)である。前者がメインとなっている。
歩いてみて分かったが、ここに記載した距離と時間は参考URL(※1)から拾ったが、これはアプローチを含まない核心部分だけのものだな。たぶん。
石畳が立派な峠道だった。昔はここは県道だったらしい。そしてこの峠は馬で荷を運んだらしい。昔の人はすごいなぁ。
馬越峠の頂上付近で休んでいると、小さな子供とそのおばあちゃん(私にとっては母親くらいの年代)が楽しそうに登ってきた。周りを巻き込んでいくように私もパーティに加えられて行動を共にするようになった。その他、東京の高専生(18歳)、81歳の元ガイドさんなどもパーティに加わり馬越峠を制覇した。81歳の元ガイドさんは予定があるというのでまっすぐ下りていき、高専生は時間がないということで単独で天狗倉山にアタックした。ということで、子供とおばあちゃんと私の3人の急製パーティで天狗倉山に行くことになった。
人のペースに合わせるときには写真は撮れない。なので行程の写真はない。
天狗倉山には高さ10mくらいの大きな岩があり、はしごがついている。岩のてっぺんは少し広い感じになっていて、10人くらいが座れるスペースがある。
馬越峠は林の中で眺望はきかないし、この一帯は林なのでこうした岩の上にでも乗らない限り景色は見えない。
すこしボケてしまったが、尾鷲市街地が良く見えた。
ここで、おばあちゃんからお昼ご飯を頂いた。私はザックを馬越峠に置いてきたので、水とカメラしか携行していなかった。ミニトマト(すごく甘い)とタケノコのおにぎりを頂いた。ごちそうさまでした。すごく美味しかったです。
子供と仲良くなるのは得意なので、すっかり仲良しになった。
この子は小学2年生。もともとゲームばっかりやっていて協調性やたくましさが感じられない子供だったことを心配した”ばあちゃん”が山に連れまわしているうちに徐々にたくましくなってきたとのこと。今ではばあちゃんよりも足腰が強いが、時々いまどきの子供らしい様子がうかがえる。ハシゴの下りは怖かったようだ。私が先に下りてサポートしてあげた。
靴はおNEWだと言ってたな。
天狗倉山の岩を降りると、「オチョボ岩→」のような看板があり、それを見たばあちゃんが、ついでだから行ってみる?と予定を追加した。ばあちゃんと子供二人なら天狗倉山で引き返すつもりだったが、誰かが同行してくれるならオチョボ岩まで行ってみようと思っていたと教えてくれた。ちょっと疲れていたが1Kmくらいだというので行ってみることにした・・・が、1Kmは思ったよりも長く感じた。そして、ちょっと薄暗い道だった。確かにばあちゃんと子供2人では心細い道だ。
そして突然視界がひらけ! 素晴らしい景色が眼前に広がった!
動画を撮っていたので、アニメーションGIFにしてみた。
(クリックで再生)
オチョボ岩から天狗倉山を経由してそのまま馬越峠へ戻る。ここで少年とおばあちゃんとはお別れ。クルマで来ていた二人はスタート地点へ戻らなければならない。私は尾鷲へ下りなければならない。
またどこかで会ったらよろしく~って別れた。名残惜しそうに何度も振り返り手を振る少年は可愛かったな。
尾鷲に下りてきた。道分け石にぶち当たる。
街中は・・・壊滅的だ。昔は景気良かったんだろうなぁ・・・という感じ。
尾鷲駅。尾鷲に来たのは初めてだ。地名は聞いていたが中規模都市という感じだ。
<GPSログ>
馬越峠から天狗倉山、オチョボ岩まで往復3.8Kmを歩いているが馬越峠にザックを置いて行きGPSの携行を忘れたので記録から欠落している。
熊野古道 伊勢路 ”6.八鬼山越え”は時間的にも体力的にも無理になってしまった。そしてもう歩くのは嫌になった。次の日の熊野古道歩きはスキップして次の予定を前繰りすることに。ということで、電車で新宮へ向き宿泊。新宮の長谷旅館。
チェックイン後、新宮市内で「めはり寿司」を頂いた。私はめはり寿司が好き。美味かった!!
参考文献:
・観光三重 熊野古道 | https://www.kankomie.or.jp/special/kumanokodo/index.html
・熊野古道伊勢路 | http://www.kodo.pref.mie.lg.jp/
・春野 草結 ちゃんと歩ける熊野古道 中辺路・伊勢路 (山と渓谷社)
撮影データ:
Panasonic GF-3 / G.Zuiko Auto-S 40mm f1.4(PEN Fマウント)/ 三脚無
# 1.概要
今回は徒歩で熊野古道 伊勢路をあるくことがメインの目標。伊勢路をフルで歩くわけではなく美味しいところをチョイスして歩くちょっとズルい旅。
概ね、峠越えを主に考えると以下の17ルートになるようだ。
1.荷坂峠/2.ツヅラト峠/3.一石峠/4.始神峠/
5.馬越峠/6.八鬼山越え/7.三木峠・羽後峠/
8.曽根次郎坂・太郎坂/9.二木島峠・逢神坂峠/
10.波田須の道・大吹峠/11.観音道/
12.松本峠・花の窟/13.横垣峠/14.風伝峠/
15.通り峠と丸山千枚田/16.浜街道/
17.熊野川
一応、3日分の日程を熊野古道に充てることにした。当初の計画は以下の通り。
【計画】
熊野古道 1日目 2.ツヅラト峠*/
熊野古道 2日目 5.馬越峠*/6.八鬼山越え
熊野古道 3日目 10.波田須の道・大吹峠/12.松本峠・花の窟*
*マークがメイン、メイン以外は余裕がなければ止める。
宿泊は民宿泊まりでもいいし、ザック内にあるシュラフでビバークしてもOK。
# 2.行動記録
熊野古道 2日目は「5.馬越峠」(約5Km,所要時間2.5H)と「6.八鬼山越え」(10Km,所要時間5H)である。前者がメインとなっている。
歩いてみて分かったが、ここに記載した距離と時間は参考URL(※1)から拾ったが、これはアプローチを含まない核心部分だけのものだな。たぶん。
- 2.1 馬越峠
石畳が立派な峠道だった。昔はここは県道だったらしい。そしてこの峠は馬で荷を運んだらしい。昔の人はすごいなぁ。
- 2.2 天狗倉山、オチョボ岩(急製パーティにて)
馬越峠の頂上付近で休んでいると、小さな子供とそのおばあちゃん(私にとっては母親くらいの年代)が楽しそうに登ってきた。周りを巻き込んでいくように私もパーティに加えられて行動を共にするようになった。その他、東京の高専生(18歳)、81歳の元ガイドさんなどもパーティに加わり馬越峠を制覇した。81歳の元ガイドさんは予定があるというのでまっすぐ下りていき、高専生は時間がないということで単独で天狗倉山にアタックした。ということで、子供とおばあちゃんと私の3人の急製パーティで天狗倉山に行くことになった。
人のペースに合わせるときには写真は撮れない。なので行程の写真はない。
天狗倉山には高さ10mくらいの大きな岩があり、はしごがついている。岩のてっぺんは少し広い感じになっていて、10人くらいが座れるスペースがある。
馬越峠は林の中で眺望はきかないし、この一帯は林なのでこうした岩の上にでも乗らない限り景色は見えない。
すこしボケてしまったが、尾鷲市街地が良く見えた。
ここで、おばあちゃんからお昼ご飯を頂いた。私はザックを馬越峠に置いてきたので、水とカメラしか携行していなかった。ミニトマト(すごく甘い)とタケノコのおにぎりを頂いた。ごちそうさまでした。すごく美味しかったです。
子供と仲良くなるのは得意なので、すっかり仲良しになった。
この子は小学2年生。もともとゲームばっかりやっていて協調性やたくましさが感じられない子供だったことを心配した”ばあちゃん”が山に連れまわしているうちに徐々にたくましくなってきたとのこと。今ではばあちゃんよりも足腰が強いが、時々いまどきの子供らしい様子がうかがえる。ハシゴの下りは怖かったようだ。私が先に下りてサポートしてあげた。
靴はおNEWだと言ってたな。
天狗倉山の岩を降りると、「オチョボ岩→」のような看板があり、それを見たばあちゃんが、ついでだから行ってみる?と予定を追加した。ばあちゃんと子供二人なら天狗倉山で引き返すつもりだったが、誰かが同行してくれるならオチョボ岩まで行ってみようと思っていたと教えてくれた。ちょっと疲れていたが1Kmくらいだというので行ってみることにした・・・が、1Kmは思ったよりも長く感じた。そして、ちょっと薄暗い道だった。確かにばあちゃんと子供2人では心細い道だ。
そして突然視界がひらけ! 素晴らしい景色が眼前に広がった!
動画を撮っていたので、アニメーションGIFにしてみた。
(クリックで再生)
オチョボ岩から天狗倉山を経由してそのまま馬越峠へ戻る。ここで少年とおばあちゃんとはお別れ。クルマで来ていた二人はスタート地点へ戻らなければならない。私は尾鷲へ下りなければならない。
またどこかで会ったらよろしく~って別れた。名残惜しそうに何度も振り返り手を振る少年は可愛かったな。
尾鷲に下りてきた。道分け石にぶち当たる。
街中は・・・壊滅的だ。昔は景気良かったんだろうなぁ・・・という感じ。
尾鷲駅。尾鷲に来たのは初めてだ。地名は聞いていたが中規模都市という感じだ。
<GPSログ>
馬越峠から天狗倉山、オチョボ岩まで往復3.8Kmを歩いているが馬越峠にザックを置いて行きGPSの携行を忘れたので記録から欠落している。
- 2.3 新宮にて宿泊(和歌山県)
熊野古道 伊勢路 ”6.八鬼山越え”は時間的にも体力的にも無理になってしまった。そしてもう歩くのは嫌になった。次の日の熊野古道歩きはスキップして次の予定を前繰りすることに。ということで、電車で新宮へ向き宿泊。新宮の長谷旅館。
チェックイン後、新宮市内で「めはり寿司」を頂いた。私はめはり寿司が好き。美味かった!!
参考文献:
・観光三重 熊野古道 | https://www.kankomie.or.jp/special/kumanokodo/index.html
・熊野古道伊勢路 | http://www.kodo.pref.mie.lg.jp/
・春野 草結 ちゃんと歩ける熊野古道 中辺路・伊勢路 (山と渓谷社)
撮影データ:
Panasonic GF-3 / G.Zuiko Auto-S 40mm f1.4(PEN Fマウント)/ 三脚無
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