8/28 久しぶりに100Km Overのポタに出かけた記録。

目的地は石巻の先、「三輪田」というところ。


# 1.行動記録


<ルート>


- 1.1 石巻で昼食


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まずは仮面ライダーにご挨拶。


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事あるごとにこの仮面ライダー像を見に来ている。東日本大震災のときには、この像自体も津波に浸かったらしいが、動けたらきっと救助活動に奔走しただろう。


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さて、嫁さんのご機嫌を取るためにコーヒー豆を買う。一度来てみたかった「カフェ・トレ」さん。

・カフェ トレ
http://caffe-tre.tea-nifty.com/blog/

アイスコーヒー用の豆(インドネシア ジャバ・ロブスタW)を購入。挽いてもらった。


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お昼ご飯は、「大王(たーわん)」にて食べる。ここの餃子を無性に食べたくなる時がある。


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いつか食べてみようと思っていた”餃子定食”を食べてみる。餃子10個、スープ、ごはん付き。ご飯は多そうなので半分にしてもらった。うまし。


- 1.2 芭蕉?



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食後、北上川を渡る。「北開橋」というところで、何かピンと気が付くものがあった。


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橋にレリーフがはめ込まれてあり、芭蕉と曽良らしき人物が描かれている。芭蕉たちは松島の次に石巻に訪れている(「おくのほそ道」参照)。説明文が添えられていたが、特に芭蕉のことは書かれていなかった。


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河を渡って向こう側にもレリーフがあった。同じ絵ではない。


- 1.3 三輪田へ



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石巻市街地から北へ向かい、北上川河口方面へ走る。途中、「トヤケ森山」の山頂が見えた。


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三輪田への途次、石碑(板碑)群が数ヵ所あった。ずっとスルーしてきたが、とうとうスルーできなくなり立ち寄ってみた。


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「xx尼」と尼僧?の名が書かれていた。墓碑なのか?とも思えた。

あとで聞いた話だが、これらの板碑”いたび”と発音するらしい)は、鎌倉、室町時代に京都からこの地に来た人たちによって伝えられた文化だそうだ。板はこの辺の山から切り出したものらしい。

刻まれた名は誰かの生きた証なのだろうけど、今の私にそれを捕まえる知識も想像力もないことが悔やまれる。

歴史ある集落のようだ。時間があるときに調べてみたい。


- 1.4 三輪田窯


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本日の目的地の「三輪田窯」に到着。

以前、雄勝の硯屋さんで聞いた話。

Q.硯を作るときに出る削りカス(石の粉)は何かに使われるのですか?
A.焼き物に使うみたいだよ。この前、「三輪田窯」って所の人が持って行ったよ。(パンフレット見せてくれた)


という経緯で、「三輪田窯」さんを知った。

・三輪田窯
http://minowadagama.jp/


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ここはもともと学校だった。廃校となった校舎を利用したものだ。

”三輪田分〇〇” 〇〇部は古い字なのかな?


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はじめ人がいなかったが、鍵が開いていたので勝手に入って見学していた。しばらくするとご主人が戻ってこられたので話を伺った。

建物向かって左手に展示場と工房がある。窯はガス?、電気の2種類。銀色に光るものはそのくらいで、あとは古い校舎と土の匂い。静かな場所だった。

いろいろ話を聞いたので書ききれない。HPに載っている”鎬手マグカップ”があればと思ったが、この日置かれていたのはコーヒーカップくらいの小さなものだけだった。もう少し大きなものができたら買わせていただくことにした。


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北上川沿いの道路からの撮影。矢印のところが三輪田窯さん。山に囲まれた自然豊かなところだった。

校庭では毎週金曜日には三輪田窯さんの器で飲み物を提供してくれる「かめカフェ」というカフェが現れるようだ。
(ツイッターを見ると、木曜ってこともあるみたいだ・・・要確認)

・かめカフェ
http://kamecafe.jp/





帰りはできるだけ市街地を避けるように走った。車が少ないだろうと思ってのことだったが、仙台へ向かう車がたくさん走っていた。久しぶりにトラックに追いかけられ、精神的に追い詰められた・・・(笑

鈍足ゆえに帰宅は夜となり、久しぶりのナイトライドも経験することができた。フラットな200Kmくらいのブルベならできそうな予感。


走行距離:143Kmくらい





【撮影データ】
 撮影日 : 2017-08-28
 カメラ : Panasonic Lumix GF3
 レンズ : Bell&Howell Super Comat 1inch f1.9 (Cマウントアダプタ使用)
 ISO : 200
 WB  : オート


(おわり)